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リラクセーション法

リラクセーションに関する技術・技法を幅広く研究、実践しています。いわゆるマッサージ等ではなく、自分自身で日常的に行うことができるセルフケアのための方法です。筋弛緩法や自律訓練法、呼吸法、ボディワークなどを取り入れ、心と体の調和したマインドフルな生活を目指します。 緊張性の頭痛、肩や首のコリといった身体的な症状の緩和に効果的で、不眠や不安の緩和にも役立ちます。

  • 筋弛緩法
 
原理
人はストレスにさらされると、レスポンデント型の条件反射の原理に従って、緊張が自動的に条件付けられます。骨格筋(横紋筋)が収縮し緊張が高まると中枢神経系が興奮し、精神の興奮も高まり、自律神経系は刺激し続けられ、中枢神経系より再び筋肉群にも興奮刺激が送り返され緊張が亢進するという悪循環が形成されます。この結果、機能性障害が引き起こされ、最終的には器質的障害に進行すると考えられます。
 
 これに対し、ジェイコブソンが、骨格筋がリラックスした状態では大きな音に対して通常起きる驚愕反応が起きないことを発見して以来、リラクセーションの心理・生物学的研究が始まりました。筋肉をリラックスさせた状態では、中枢神経系と自律神経系の両者において覚醒レベルを減少させることができるということから、ジェイコブソンは、不安が強いクライエントの治療において、深いリラックス状態を作るための方法として、漸進的筋弛緩法を開発しました。
 
 ジェイコブソンの漸進的筋弛緩法は、身体各部の練習を1日から1週間以上の期間、毎日1時間以上という長時間の練習を必要とすることからウォルピが簡易法を開発し、効果を上げています。
 
発展
我が国においては、松原秀樹(1981,1983,1984)が数多くの臨床実践を経て、より早く症状をコントロールしていく必要性から、ウォルピの簡易法に改変と工夫を加え、より効果的な弛緩訓練方法と指導方法を開発しています。それはクライエントの姿勢やコリの感覚から筋緊張の特徴を同定し、適切な動作を用いて即効的にリラックス状態をもたらすものです。弛緩させるためにいったん「力む」ことから、積極的筋弛緩法と名付けられています。
 
※ やみくもにリラックス状態を作り出すのではなく、松原による積極的筋弛緩法の原理に則り、全身の筋弛緩を促すと同時に、呼吸法、姿勢のコントロールなどを通じて、緊張と弛緩という身体の状態への気づきを得ていただき、それをきっかけとしてクライエントさんご自身がセルフコントロールの工夫ができるようになることを大切にしています。
 
 
  • 自律訓練法
 
 気持ちがいらいらする、おちつかない、寝つきが悪い、ぼんやりして考えがまとまらない…などの心の不調から、肩こりがする、心臓がどきどきする、息苦しい、朝になるとおなかが痛くなる、頭痛がする…などの体の緊張からくる不調を改善し、ストレスに打ちかつ強い心身を育てる効果があります。また、すでに健康な人でも、自律訓練法を習得することでますます心身の状態がよくなり、自己治癒力を高めて健康を保ち、勉学やスポーツに役立つことが知られています。
 
 単に身体的な緊張をゆるめるだけではなく、身体に注意を向け「今、ここでの変化」を感じることで、「とらわれ」や「こだわり」または「~すべき」といった固定化された思考から抜けだし、適度に間をとった柔軟な思考を身につけることも期待できます。
 
自律訓練法標準練習
 
 《受動的注意集中:身体にぼんやりとした注意を向けます》
  • 背景公式: 「気持ちが(とても)落ちついている」
  • 第1公式(四肢重感): 「両腕両足が重たい」
  • 第2公式(四肢温感): 「両腕両足が温かい」
   (以後、第3~6公式)
 
  《消去動作(終了覚醒動作):練習で眠った心身を目覚めさせます》
 
 このような、「公式」とよばれるメッセージを自分自身に送ることで、自然に体の力を抜いていき、余分な緊張をとっていきます。
 
 練習を行っていくと、体や心にいろいろな変化が起こってきます(自律性解放)。体がピクピクしたり、しびれるような感じがしたり、不安な気持ちになったり、雑念が浮かんできたりするかもしれません。しかし、これは悪いことではなく、心身のストレスが放出されているところですので、無理にとめようとしたりなくそうとしないで、そのまま受け入れるようにしていきます。
 
 このような標準練習を行った後、必要に応じて上級練習と呼ばれる応用練習を行ったり、行動療法に組み込んだりすることで、特定の症状への効果を狙います。
 
※ 幣所代表は日本自律訓練学会の正会員であり、学会認定の基礎講習、上級研修を修了しています。必要に応じてリラクセーション指導の際に実施します。

 詳細は公式サイトをご覧下さい。

心理カウンセリングオフィス広島心理教育研究所 メンタルヘルス相談室Cachette

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参考書籍リスト

  • E・V・ブリス&G・エドモンズ: アスペルガー症候群への解決志向アプローチ
    誠信書房 (★★★★★)
  • P.A.アルバート、A.C.トルートマン: はじめての応用行動分析
    二瓶社 (★★★★★)
  • Z.V.シーガル,J.M.G.ウィリアムス,J.D.ティーズデール: マインドフルネス認知療法
    北大路書房 (★★★★★)
  • デビッド・D・バーンズ: もういちど自分らしさに出会うための10日間
    星和書店 (★★★★★)
  • デビッド・D・バーンズ: いやな気分よさようなら
    星和書店 (★★★★★)
  • レイモンド・G・ミルテンバーガー: 行動変容法入門
    二瓶社 (★★★★★)
  • 杉山尚子、島宗理、佐藤方哉、リチャード・W・マロット、マリア・E・マロット: 行動分析学入門
    産業図書 (★★★★★)