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認知行動療法

2015年7月 9日 (木)

我慢は美徳ではありません

おはようございます。

がんばることは大切ですが、

がんばり過ぎることには要注意です。

このリミットを理解することなく

がんばり過ぎてしまうと、それが

がんばり過ぎ症候群(バーンアウト症候群)

になってしまいます。

がんばり過ぎの方の特徴として、

1.常に時間と競争している

2.労働時間が人より長い

3.いつもマルチタスクでやっている

4.働くことへの義務がつよい

5.仕事を休むことへの罪悪感

6.いつも緊張して仕事をしている

7.仕事をしていない自分への否定的感情

などがあります。

一方で、仕事が終わってからの息抜き

の時間がほとんどないことも特徴です。

もちろん、締切まじかの仕事があったり、

明日までに仕上げなければならない、

というときには全力を投入する必要はありますが、

そうでないときには、エネルギーを少しだけ

残しておくことをお勧めしています。

完全にガス欠になってしまうと、

ガソリンスタンドに行くこともできなくなるからです。

(うつになると、息抜き・楽しみごとをしようという

意欲すら起こらなくなります)

休養は大切ですが、

ただ休んでいるだけでは元気がたまりません。

楽しみごとをしないと

減ったエネルギーを補給できないので、

結局ユウウツが強まるだけです。

かならず、少しだけでもエネルギーを残すように

しましょう。

それが、次の日も元気で動くエネルギーの

「呼び水」になります。

いつもこのネタの時には書くことですが、

「欲しがりません、勝つまでは」は最悪です。

エネルギーの収支を合わせるように、

仕事と生活のバランスを整えましょう。

のどが乾いたら水を飲む。

当たり前のことですが、がんばり過ぎの方は、

のどの渇きに気づきにくい方が多いです。

気づければ、自然に水を飲むことができます。

大切なのは、セルフ・モニタリング(自分への気づき)

の方法ですね。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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2015年6月12日 (金)

その場にとどまる勇気は未来を作る

よく思うことですが、 人は本当にせっぱつまっているときは、 余裕が失われ、まわりが見えなくなります。

そうなりますと、どうあがいても、 ものごとが好転しない、という状態に。

むしろ、あがくことで、ますます 土ツボにはまる、ということにもなりかねません。

まるで底なし沼に踏み込んで、 あがけばあがくほどに体が沈み込んでいくような ものです。

そんなときは、 「動かない」で、その場にとどまることで、 沈むことを食い止めることができます。

そうすると、あがかない分沈まないにしても、 沈むかもしれない「怖さ」はそのままです。

いいかえると、その場にとどまるには、 「あがかないことによる怖さに耐える勇気」 が必要だということです。

その場にとどまり続ける勇気、 これが持てると、冷静に周囲を見回し、 助かる道を見出すことができるかもしれません。

あがいているときには思いもよらない、 救いの手があるかもしれません。 成果が出ない状況であがき続けることは、 むしろ自分を追いつめ、窮地に追い込んで行っているだけ なのかもしれません。

あがかず、その場にとどまること、 それがマインドフルネスの心です。

底なし沼はあくまでたとえですが、 切羽詰まった状況で「何もしない」 のは、本当に怖いですよね。 その怖さを「味わう」ことが出来たら、 本当に進みたい道が見えてくるかもしれません。

さあ、 ご自分の「呼吸」に注意を払ってみましょう。 吸う事・吐く事に意識を向け、それに伴う体の動きを ただ、感じるようにしましょう。 それだけでも、不安とともに、 その場にとどまる気持ちを育てることができます。 「明日も、あなたを大切に。」

今日もお読みいただきありがとうございました。

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2015年4月11日 (土)

インナーチャイルドに認知行動療法との接点を見た

スピリチュアル系のカウンセリングでよく使われる概念に、インナーチャイルドがあります。

訳すと「内なる子ども」です。

大人の心の中にある、「抑圧された感情」を比ゆ的に表現したものです。

このインナーチャイルドを、私がいくつかのホームページを参考にさせてもらって理解したものを簡単にご説明すると、

「子どもの頃に親や周囲の大人から、自分の欲求を否定されたり、妨げられるという体験によって、欲求や自然な感情を抑え込んでいくことを学習してしまい、それが大人になってからも、思考や行動の際の基準(基本パターン)になってしまうこと。」

これって、認知行動療法でいうところの、「スキーマ」のことに他ならないように思います。

スキーマとは、人が物事を考える時の基本的な枠組みになるものです。

例えば、自己否定的なスキーマを持っていると、「自分はダメだ」というように否定的に思い込んでしまって、「どうせ自分は何をやってもダメだから」というような「自己認知」を持ってしまうということです。

そうしますと当然、自信もなくなりますし、物事の先行きをネガティブに予想してしまって、物事に対して消極的になって、気分が落ち込んでいったり不安が強くなったりするという状態になってしまいます。

認知行動療法の、認知の側面では、このスキーマとそれに付随する思考を中心的な課題として扱っていくことになります。

その時に、「スキーマ」という概念を色々な角度からご説明していって、それがご自分の幼少期の体験から学習されたものであって、現在の自分の考え方に影響していることに気づいて行ってもらうということをしていくのですが、「スキーマ」というのは前述のように非常に根源的な自己否定的な概念なので、クライエントさんによっては非常にそれと向き合うことにしんどい思いをされる方もおられます。

そんなときに、スキーマを「インナーチャイルド」という、イメージ化しやすい対象として説明することが出来たら、とても扱いやすくなるのでは、と考えています。

近年の第三世代の認知行動療法では、思考をイメージ化して考えるテクニックも使われるようになってきていますが、そこには、スピリチュアルの世界との共通点がたくさんあるように見受けられます。

ただ、認知行動療法はその背景に実証された心理学の裏付けをどうしても求めますので、すんなりとはつながらないかもしれませんが、両者をハイブリッドでクライエントさんのニーズに応じて用いていくことは、支援の上で有効な方法になることが予想されます。

スピリチュアル系のインナーチャイルドの解釈も、発達心理学的な人のパーソナリティの成り立ちの説明と基本的には重なりますので、理屈としては共通の基盤になるといえると思います。

ただ、インナーチャイルドはいわゆる「オカルト(秘教)」の延長にあるようで、どうしても現代科学とは一線を画す概念であることも事実ですが。

私は昔、シュタイナーに興味を持って、シュタイナーの人智学を(少しですが)勉強した影響で、オカルトで用いられる言葉も少しわかりますが、人の心の中はいまだに「ブラックボックス」なので、説明の際の言葉や理論背景の違いはあるものの、扱っているものは結局同じなのではないかなぁ、と感じています。

クライエントさんの心を扱わせてもらうにあたって、いくら科学的、を標榜しても、スキーマに接近すればするほど、その悩みの深みには、非科学的な何か、を使う必要を感じることが多いです。

私の好きな言葉の一つですが、

「名医という言葉がある限り、医学は科学ではない」

を思い出しました。

「名カウンセラーという言葉がある限り、心理学は科学ではない。」

というところでしょうか。

(そもそも心理学は科学といえるのか?というツッコミは置いておいてですね^^;)

科学と非科学を認め、そして両者を統合していくことが、クライエントさんへのより良い支援になることを感じる今日この頃です。

正当な心理学による唯一の治療法「認知行動療法」を実践していく中で得た、スピリチュアルとの接点について考察しました。

実はスピリチュアルも大好きなので、また書きたいと思います。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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2015年4月 3日 (金)

気づき重視のカウンセリング~認知行動療法

認知行動療法によるカウンセリングをしていると、かならず、

悩みには大抵、ものごとへの思い込み、すなわち、

「心のクセ」

の影響があることに気づきます。

そのクセを失くすことが出来たら、悩みは小さく感じられるようになります。

悩みの根本は無くなりませんが、とらえ方が変わると、負担感が減少するということですね。

ただ、その「心のクセ」にはなかなか気づきにくいものです。(「無くて七癖」には、きっと「心のクセ」も含まれるのでしょうね。)

自分の考え方が、「つい、こんな風に考えてしまう」ということに気づいている方は実際多くて、だから「こんな風に考えたらいい」ということもお分かりの方も多いです。

「頭では分かっているけど・・・。」

「でも、それができないんです!!」というのが、

相談者の方の「叫び」なわけですね。

なぜなら、「心のクセによる考え」というのは「意識しないでも自動的に生じるもの」だからです。

パソコンを起動して何か仕事をするとき、パソコン画面に映る画像や文字などは、パソコンのプログラムの「結果」を見ていることになるわけですが、その背後には技術者でなければ見られない「ソースプログラム」があるわけです。

人の思考も、意識している自分の「考え」の背後には、その結果を導き出すプログラムのようなプロセスがあって、その働きで、今の自分の「考え」が出てきているということです。

心のクセというような思い込みは、そのプログラムに何らかの「偏り」があるということなのですが、ふだんはそれを見ることができない(意識できない)ので、「考えていることは理解できても、変えることができない」という矛盾が生じることになります。

「考え」を変えるには、その背後のプログラムを理解して、それを修正するという、手続きが必要になります。そうすると、自然に考えは、ちょうど良い考えへと変わっていきます。

「考え」を変えるのではなく、『「考え」の偏りをもたらすこころのクセ』を変えるのが、認知行動療法です。

認知行動療法では、この自分の思考のプログラムへの気づきに意識を促していくようなプロセスで、カウンセリングを進めます。

これが、こころの科学と言われるゆえんですね。

その気づきが得られると、びっくりするくらいの変化が起こります。

Photo_2

「心のクセ」は、生活環境や育った環境など、社会的なものの影響を受けますので、その時々のシーンではある意味必要なものではありますが、環境が変わると、今度はなじまなくなっていきます。

衣替えや、その場にあった服装をするように、こころも環境にあうようにコーディネートしていく事が大切ですね。

この季節、環境が変わった方も多いのではないでしょうか。

認知行動療法の「自分探し」のプロセスで、お役にたてることを願っています。


今日もお読みいただきありがとうございました。

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2015年3月18日 (水)

「忘れたいことを忘れるには忘れようとしないこと」気持ちをスムーズに切り替えるたった一つの心得

先週末は島根県へ遠征しての認知行動療法の研修講師を務めました。

実家が島根なので、前泊し、余裕をもって現地入りできましたが、5時間にわたる講義だったため、終了後はかなり疲れました。

ただでさえ、のどがあまり強くないのですが、酷使したせいか、声がかすれ気味に。

でも、主催者の方からは、「先生はいい声してますね。通りがよくって…」とお褒めの言葉を頂きました。

実は、私、声にはあまり自信がなく、昔はこもりがちの全然通らない声をしていたのですね。それがこのようにほめていただいて、なんと言いますか、青天の霹靂でした。

やはり、大学でも毎週講義ですし、カウンセリング中も聴くだけではなくて、ずいぶんしゃべりますので、自然に、発声がうまくなったのでしょうね。

(子どもができてから…という説もありますが^^;)

どちらにしても、人の適応力って、凄いですね!

さて、件の講義は、専門家向けの講義でしたが、最近は一般の方へのカウンセリングのほか、専門家向けの講義、セミナーも増えてきました。

専門家向けの場合、どうしても視点が専門的になりますので、カウンセリングの際にもその目線の影響が出ることもあり、カウンセリングなのに講義調になったり、といった弊害も出がちです。

TPOに応じた「切り替え」が必要になります。

状況に応じた気持ちの切り替え、それは少し「意識」をする必要があります。

たとえて言えば、いっぱいにお茶が注いである湯のみを、中身を捨てるなり移すなりして、いったん『空っぽ』にする事です。

意識しないと、新しいお茶を注いでも、一向に湯呑に溜まらないで、こぼれるばかりになってしまいます。

今風の言い方をすれば、「リセット」とか「リブート(再起動)」になるでしょうね。

満タンのメモリーを解放することです。

では、そのためにどうやったらいいのでしょうか?

気持ちを切り替えるには色々方法はありますが、メモリー解放、湯呑を空っぽにする、というイメージに近い方法として最善の方法は、「忘れる」ということです。

ただ、「忘れる」ために「忘れよう」と努力することは、返って忘れられなくなってしまうという、人の思考の働きが作用しますので、ご法度です。

例えば皆さん、○ッキー・マウ○を思い浮かべてください。

そして、これから1分間、それのことを思い浮かべたり考えたりしないようにしてください。

(・・・一分経過)

さあ、どうでしょうか。考えないですみましたか?

一度は頭をよぎったのではないでしょうか。それとも、それを考えまいとする努力に多大なエネルギーを費やしたのではないでしょうか。

ここで「○ッキー・マウ○を思い浮かべてください」と指示されるまでは全く忘れていたのに、いざ思い出して、それを思い出さないようにと指示されると、たったの1分だけでも、思い出さないために多大なエネルギーを使う必要があり、それとて徒労に終わることもあるわけです。

一体これはなんなのでしょうね。

ストレスが繰り返され、気持ちが不調になる背景によく見られる、「誤った対処」の一つです。

だから、切り替えようと思ったら、「忘れようとしないこと」が必要です。

でも、「忘れようとしなければ忘れられないじゃないか」、という声が聞こえてきそうですが、あの耳の大きいネズミの実験で、返って忘れられない事がお分かりかと思います。

では、どうするか。

方法はいくつかありますが、

「忘れる・忘れない」が問題ではなく、「切り替えられているか」ということが問題なので、「わすれないまま、切り替える」ことができたらいいわけです。

そのためには、たった一つのことができればいいです。

それは、「目の前のことに集中すること。」

言ってしまえば、それだけです。

ただ、それを単に「気をそらす」というように考えると、結局「忘れようとする手段」になってしまうところに注意が必要です。

例えば仕事でいやなことがあった時、帰りに喫茶店でお茶しているとすると、(そのことを忘れないで、頭の片隅には置いておいて)飲んでいるコーヒーの香りや味、温度、のど越しといった、「今」味わっているコーヒーを全力で「感じ取る」ことです。

ちょっと言葉でのみご説明するのは難しいのですが、「こころを整理」して、「今」不要なものを必要に応じていつでも取り出せるように「片づけておく」ことですね。

こうした心の整理にはちょっとしたコツと練習が必要ですが、決して難しい事ではありません。

・・・といいますか、人はそれを普通にいつもやっているのですが、コトが大きかったり、ショッキングだったりすると、時として、無理に忘れようとするサイクルに入ってしまうのですね。

そうして悪循環に陥ってしまうことになります。

「忘れようとしないこと」といっても、「忘れようとしない努力」をするのではないですよ。

少し視点を変えて、別の角度から眺めてみる、というきもちが大切です。

今日もお読みいただきありがとうございました。O0110012813076285542_2

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2015年3月 5日 (木)

逃げることは悪いことだと思っていませんか?

 

「三十六計逃げるが勝ち(逃げるに如かず)」

結構、好きな言葉です。

また、

「我々は退却するのではない。敵とは反対の方向に進撃するのだ。」

退却すること自体は悪いことでも臆病なことでもありません。

同じ意味合いですが、

「相談は健康な依存」

人を頼る、こともむしろ健全なことですね。

人を頼ることも、簡単なようで難しいときもありますが、「報・連・相」は社会人の基本。

Hourensou1_houkoku Hourensou2_renraku Hourensou3_soudan

一人で苦しまないよう、習慣化したいものです。

・・・そうした認識を持った上で、

問題解決には、逃げる・避けるといった退避行動が問題を深めることがあるので、時には「敵の懐に飛び込む」ことも必要です。

「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ということでしょうか。

逃げたり避けたりしていると、「虎児」が「大虎」に成長してしまいます。

早めに対処することで、小さいうちに、容易に捕まえることができるというわけですね。

「危うきに近寄らない」見極めは難しいですが、誰でも「君子」になれる知恵をもてると思います。

ケース・バイ・ケースで、対処していきたいものです。

「想像の中で育った大虎を虎児に戻す方法」

については下記で解説しています。

メルマガ「こころの整理箱【水曜版第5号】繰り返される不快なイメージを追い払う必殺技」

今日もお読みいただきありがとうございました。

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2015年2月26日 (木)

第三世代の認知行動療法~「科学的な癒し」とは

こんばんは。

長いですけど、最後まで読んでもらえるとうれしいです。

昨日ホームページのトップページをリニューアルしました。

Cbthealing

少しイメージを刷新した感じになりましたが、ホームページの改訂を重ねてきてやっと、というか、ついに、というか、私のやりたいことの全体像が見えてきたような気がしています。

ホームページは外注するというのがシンプルで効果的な方法なのでしょうけど、ここまで完全手作りにこだわってきています。

その最大のメリットは、費用がかからない、ということもありますが、それよりも、いつでも思い通りに改訂できて、かつ、自分の考えの整理に役立った、ということです。

心理療法の方法で、ポジション・チェンジという技法がありますが、立場を変えて、たとえば争っている相手の立場に立って物事を考えてみる、という方法ですが、ホームページを作るということは、「自分の思い」を閲覧してくださる方に伝える、ということですから、訪問者の方の立場にチェンジして、自分の思いを点検することになっているのですね。

そうしてみると、いままでの自分の人生の「棚卸し」から、そこから見えてくるこれからの方向性、といったものが次第に整理され、そして、明確化されていったように思えます。

もしかしてたびたび訪れていてくださった方もおられたかもしれませんが、観るたびに変わっていることに対して、不安定な印象をお持ちの方もおられたかもしれません。

確かに不安定でしたね。

でも、それがある一つの軸でまとまってきました。

その軸は・・・・思えば、「どうしていままでそれをしなかった」というような、まさに「灯台もと暗し」「コロンブスの卵」「盲点」なものでした。

自分が一番やりたかったこと、そして得意としていたことを陰に隠し、なぜかそうでないもの、世に「正統派と思われたいこと」を中心に据えようとしていたのですね。

当然、それでは意欲が下がります。

ここしばらくはそのせいもあって、疲労が込んでいたのだと思い至りました。

「軸」を見つけてからは、一気に先が開け、霧が晴れたように、すっきりした状態です。

今後はその軸に沿って、さらにホームページを作り込み、そして、有用な情報を皆様にお届けしていきたいと思います。

私が得意としていて、一番やりたくて、かつお伝えすることで利用される方にとっても喜びや利益につながる「軸」。

それは、主に「マインドフルネス」に焦点を当てた第三世代の認知行動療法を用いた、「包括的」なカウンセリングです。

マインドフルネスは不安やうつに効果的で、かつ、漢方のような体質完全効果、言うなれば「心質改善」の効果が見込める画期的な方法論です。

禅や瞑想、呼吸法、などの東洋的業法を取り入れていますが、研究機関で純粋に心の問題への対処法として実践的研究がなされ、エビデンスの蓄積とともに治療原理についても科学的な検証が進んでいる、まさに「科学的な癒し」を得るための方法です。

ただ、マインドフルネスは注目はされていますが、まだ「正統派」とはいえないかもしれません。

私はマインドフルネスをこの言葉が広がる以前から、師匠から受け継いだ方法論によって用いていたこと、私自身も自分を内省していくプロセスの中で絶えず用いてきており、普段の臨床の中にもいつも取り入れていたこと、20年前、大学院生だった頃に、すでに学会で類似のテーマを扱って発表していたことなどを、走馬燈のように思い出したのです。

そして、この方法こそが、私を救い、成長させてきたものだということも。

「正統派」云々は関係なく、これまでの自分の蓄積と、近年重ねられている研究をもって、自信を持って中心に据えていいものだという確信を得るに至りました。

マインドフルネスを中心とする第三の認知行動療法を広くお伝えし、こころの平安への道筋をより多くの人に伝えていきたい、私と同じように、抑うつ気分や不安と緊張、そしてどことなく引っ込み思案で内気、という性格的問題で悩んでいる方に、こころの処方箋としてご提供し、「心質改善」に役立てて頂きたい、そう思っています。

詳細な内容はまだ変えていませんが、徐々にアップデートを重ねていきたいと思っています。

ぜひ、ホームページでご確認くだされば幸いです。


今日もお読みいただきありがとうございました。

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2015年2月14日 (土)

研修会で講義をしました

今日は中・四国心理相談員会の定例研修会でした。

認知行動療法について事例を交えながら、進め方について話させて頂きました。

H26 

風邪気味でもあり、後半は声がすこしかすれてしまいましたが、何とか3時間、話しきることができました。

自分なりにまとめたものなので、今後さらに検証・バージョンアップが必要ですが、少しでもいいものになるように努めていきたいと思います。

明日の日曜日はゆっくり静養したいと思う・・・ところですが、何かと用事も入ってきそうです。

まだまだ寒さ続きそうですし、皆さんも体にはくれぐれも気をつけて、2月を乗り切りましょう。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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2015年2月12日 (木)

目標を達成して喜びを発見するために

学習すること、何かを学ぶことは、知識を付けて生活の幅を広げ、人生をより豊かにすることになります。

ただ、何かを学んで習得するには、それなりの手間暇がかかり、それを嫌って学習がおろそかになることが多いですよね。

実際には成果が出ていないようでも「潜在的に」学習されていて、時期をおいて、成果として現れます。

ただ、悩みを解決したい、というようなときは、その原則を忘れて、即効性を求めてしまうので、失敗してしまうのです。

学習は「ステップ」が大切で、基礎から順々に積み上げていくことで無理なく学ぶことができるものですが、時として、そのステップを一気に進もうとしたくなることもあります。

Step

そうしますと、当然、立ちはだかるのは高い壁、でなかなか乗り越えられないで右往左往し、やがて、あきらめる、という状態に。

目標を追求して、大きい目標を持つのはいいのですが、一足飛びにそこに行くのは現実的には難しいですよね。

一方、慎重に、自分が無理なく達成できる目標を作って、それを一つ一つ行っていくと、成功の喜びとともに、成果が積み上がっていきます。

求めるもの:「達成目標」

やるべきこと:「行動目標」

という分類でもおなじみです。

行動目標なくしては達成目標はないのですが、そこが結構盲点になっていることがあり、そうすると、エネルギーの無駄遣いになって、行動への意欲が奪われていってしまいます。

行動目標が決まっていれば、たとえそれがうまくいかなくても、目標設定とやってきたことを検証して修正することは比較的容易です。

やってきた事実が残っているから、ですね。

目標にうまくたどり着かない場合、つまり成果が出ないときとか、結局長続きしない、というときは、その目標の作り方が間違っているかもしれません。

たとえば、無意識的に、短期間では達成が無理なような高い目標を行動目標として設定してしまっている時です。

そうしますと、達成がなかなかきませんし、達成できないことに対して、自分の能力、判断などを疑いはじめ、気分が落ち込んでいきます。

それが、行動を妨げて、結果目標を投げ出す、ということになってしまうことも。

逆に、低すぎる目標は、達成したときの喜びが少ないので、少しずつでも進んでいる感じが持ちにくく、かつ、挑戦しがいがないので意欲があがらない、ということもあります。

どちらでもない、ちょうどよい目標を作る、ということが、必要なのですが、それが意外と難しいということです。

まずは、自分の目標設定時のクセを考えてみるのも、目標達成への道筋の一つです。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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目標の設定と達成による問題解決のステップ

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2015年2月 6日 (金)

うつと不安を軽減する4つのステップ

私はかなりの「凝り性」で、何か始めてのめり込んでしまうと、なかなかそこから抜け出せなくなってしまいます。

「執着」や「固執」「こだわり」が強いのですね。

今の私の「こだわり」は・・・HTMLによるサイト作りです。

当相談室のホームページを今はHTMLを使って手打ちで作っています。

元々は購入から10年たつモバイルPCにバンドルされていた無料HP作成ソフトを使っていたのですが・・・無料だけあって使い勝手が悪く、自分の思い通りのレイアウトにできないのです。

そこで、HTMLエディタをダウンロードし、少しずつタグを覚えて、無料ソフトで作っていたソースを書き換えながら更新していっています。

正直、時間もかかるし、細かい作業の連続で、きついのですが、仕方がありません。業者さんに頼む、のも・・・やはり自分である程度のことができるようになってから・・・思ってしまいます。

思えば、大学時代も、統計を勉強して因子分析を手計算で行ったり、PCのプログラム言語(BASICですが)を一から覚えて実験用にプログラムを組んだり・・・本業とはあまり関係ないところで苦労を背負い込んでしまいます。

楽ができない性分なのですね。逆に言えば、しないと「不安」なのです。

でもそれによって得られるものがあれば、言い方を変えたら、「ねばり強い」ともいえますが。

解釈次第(ものは言い様)でイメージはずいぶん変わりますね。

とはいえ、程度があります。

こだわりが強すぎると・・・そこから抜け出せず、右往左往して不安がどんどん強くなってしまう、ということになりかねません。

不安は行動を始発させる動機付けになりますが、不安をなくすことが目的の行動は、不安が解消されたらそれで終了してしまいます。

行動を長期的に動機付け、行動を維持していくことは喜びにつながり、その後の進歩・成長につながります。

うつや不安が強い場合、このような長期的な視点での見通しがつかないことで、問題が維持されているということがよく起こります。

そこに気づいて、少しずつでも行動して達成する喜びに基づいた行動を続けていく力が、うつと不安の軽減に役立ちます。

そのためには、順を追ったステップで、解決への手順を踏んでいくことが役立ちます。

認知行動療法はまさにそうした手続きなのですが、それを私流にまとめて体系化した「うつと不安を軽減する4つのステップ」を公開しました。

メルマガも基本的にこの流れに沿うのですが、この基本的なステップをクライエントさんの状況によってカスタマイズすることで、より効果的に用いていくことができます。

治療やカウンセリングというよりは「学び」のプロセスなのですが、それによって自分のことを客観視して距離をとり、とらわれをなくして「本当の自分のポジション」を得ることができるように、手続きをまとめています。

うつや不安でお悩みのかた・・・だけではなく、物事を先送りしたり、気後れしてしまう、というような方への自己啓発としても有効なプログラムになったかな、と自負しています。

学習の基本は「繰り返し」なので、基本的にコース制として短期集中で実施することを前提としています。

かなり「自戒」もこもっているのですが、ご興味のある方は是非、のぞいてみてください。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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参考書籍リスト

  • E・V・ブリス&G・エドモンズ: アスペルガー症候群への解決志向アプローチ
    誠信書房 (★★★★★)
  • P.A.アルバート、A.C.トルートマン: はじめての応用行動分析
    二瓶社 (★★★★★)
  • Z.V.シーガル,J.M.G.ウィリアムス,J.D.ティーズデール: マインドフルネス認知療法
    北大路書房 (★★★★★)
  • デビッド・D・バーンズ: もういちど自分らしさに出会うための10日間
    星和書店 (★★★★★)
  • デビッド・D・バーンズ: いやな気分よさようなら
    星和書店 (★★★★★)
  • レイモンド・G・ミルテンバーガー: 行動変容法入門
    二瓶社 (★★★★★)
  • 杉山尚子、島宗理、佐藤方哉、リチャード・W・マロット、マリア・E・マロット: 行動分析学入門
    産業図書 (★★★★★)